2012年5月19日土曜日

アメリカの良さ

アメリカという国は、幼少期少し住んでいたり、学生時代親がまだ居たので、たまに出かけて行ったが、自分が環境分野に進むに連れ、大量生産消費廃棄や大量エネルギー消費文化に耐えられなくなり少しずつ遠ざかり、イラクへの誤戦争で完全に失望してしまった。

そんな中、今日たまたまスカパーで、スペースシャトル、チャレンジャーの昔の事故番組を見て、久しぶりにアメリカの良い部分に触れた気がした。

この事故は打ち上げから73秒後に、観衆やテレビの前で爆発して、7名の乗組員が犠牲となった痛ましい惨事だ。子供ながらに鮮明に覚えている。

事故の日のレーガン大統領の追悼テレビ演説、子供学生向けのメーセージは初めて見たが、リスクに真摯に向き合いながら挑戦と冒険を続けるところに、アメリカの強さがあった。これは見事に今の日本に足りないものだと思う。

(抜粋)
I know it's hard to understand, but sometimes painful things like this happen.It's all part of the process of exploration and discovery.It's all part of taking a chance and expanding man's horizo...ns.The future doesn...'t belong to the fainthearted; it belongs to the brave.And what happened today does nothing to diminish it.

(私訳)
心に受け止め難い程の事故ですが、このような痛みは時に必ず起こります
この痛みは、人類の展望や機会、探検や発見の過程の一つなのです
未来は臆病からは生まれません、未来は勇気でしか作れません
今日の事故が宇宙計画の未来を萎ませることは一切ありません

http://www.youtube.com/watch?v=Qa7icmqgsow