2012年2月1日水曜日

被災地支援の方法は

石巻から海にはみ出た牡鹿半島の先、被災地過疎地域(鮎川)に有機野菜(生姜、人参、里芋)をお送りさせてもらった。昨年何度か訪れ、お礼にマッコウクジラの歯等頂いたところだ。

最初仮設住宅に無償で配る予定だったが、現地のボランティアセンター等とも相談したとこと、被災地に出来た復興市場の八百屋に卸すことにした。

無償支援ばかりだと、物やお金が動かないので経済の流れが起きず、持続可能な復興に繋がらないとのこと。そこで今回は下記支援方式を実施した。

NPO法人みらいじま(寄付含む)で野菜生産者から安く購入→野菜生産者から復興市場八百屋に直送→八百屋にて被災者に安く販売→原価分(卸値)は鮎川ボランティアセンターに寄付。鮎川のボランティアセンターの方々は、公的機関や赤十字からお金もおりず、自分で借金までして、支援活動を続けているので。

有機野菜生産者は、千葉山武のサンバファーム。みらいじまスタッフで、就農二年目にして立派な農産物をつくり、被災地八百屋さんからも「立派な野菜」と褒めて頂いた。ゼロから農業を始め耕作放棄地を開拓して作った野菜は、復興の意思を持つ被災者の方々の励ましになると考えている。

今回はNPO法人朝日キャンプ有志にも寄付を頂き感謝。今後継続的に必要とされる支援を続けるには、お金や人の流れを考える必要もありそうだ。
ただ当面は義援金が貯まり次第、下記団体に直接現金を送る予定。牡鹿で一番被災者の役に立つ仕事をしているのに、一番資金が不足しているので!
Pikari支援プロジェクト
https://twitter.com/#!/ishinomakiovc
ご意見、アイディアある方はどんどんお知らせください。

(写真)褒められたサンバファームの人参