2009年9月9日水曜日

失業率推移と2011就活動向・・・東北大での講演要旨

本日の東北大のキャリアガイダンス講演のため、現時点での失業率&2011新卒採用動向をまとめたので、下記ご参考ください!
【ポイント】
失業率来年早々高止まりか?2011年度新卒有効求人倍率もより厳しく、
但し未確定要素も大!
【雇用関連の現状】
・2009年7月の完全失業率5.7%(発表)、有効求人倍率0.42倍
・上記過去最悪、ITバブル崩壊後の2003年4月5.5%上回る
・参考として8月の米雇用統計では、失業率が9.7%
【将来予測】
・2009年4月~6月期GNP1年3ヵ月ぶりに増加、景気底打ちの見方が広まる
・しかし民間シンクタンクの過半数は、今年一杯か来年はじめまで
雇用と失業率は悪化続け完全失業率は6%台へと予測
・これは雇用や失業率の経済指標は景気の動きから半年~1年遅れるため
・また経済の回復力があまり強くないため来年は悪化傾向高止まりの気配
・但し新規求人倍率と失業率の相関から失業率の悪化はひと段落の気配も
【新卒予定者の就職活動の現状】
・新卒の有効求人倍率
 今春:2.14   来春:1.70   再来春:1.40?(2011年度)
【新卒予定者の再来春(2011年度)予測】
・2011年度 採用見込み人数 
 今年度並42%   未定39%   採用予算減らす予定32%