2009年8月24日月曜日

みらいじま こども回無事終了

 ご無沙汰して失礼しております。昨日第5回御蔵プログラム、こども回が無事終了しました。
過去最大のプログラムでしたが、人数が多い分たくさんの個性があり、その触れ合いがまたプログラムを深めた感じの回でした。
天気は最高でしたが、海況は波浪警報も時おり出る程、非常に厳しいものでした。ドルフィン初心者チームは、最初スノーケル出来ない子も多かったのですが、皆勇気を出して練習して、最後は荒波の中でも全員がイルカと泳ぐことが出来ました。9才の子供たちが、船酔いしながらも平然と荒波に耐え、その中に飛び込んで行く姿は印象的でした。一方ベテラン参加の子供たちは皆とてもドルフィンスイムが上手で、イルカと絡み合えるほど上達した子もいた程です。
今回学校に行きづらい子も数名おりましたが、御蔵の自然の中で精一杯楽しんでいる様子や、勇気持って荒波に飛び込んでいる姿、また隣の子への優しさ等を見ていると、十分過ぎる程立派な子供たちでした。
一切肉なしの食事の挑戦に関しては、地魚や良食材と板長の腕で、これまで肉しか食べなかった子が、“今回料理が美味しかった”と、プログラム最後の感想でコメントが出る程でした。
その他、こだわりの日本の花火、子供プロデュースの肝試し、恒例の飛び込み&スノーケル、星空観察等、スタッフそれぞれが強みを出しうまくいきました。
3泊4日スタッフは力を出し切った様子で、体力・気力的にもぎりぎりだったと思います。不味いけど滋養強壮のノニジュースの需要が凄かった程です。しかし子供や自然、良きスタッフに囲まれ、心地よい疲れとの感想が多かったのは僕も全く同感でした。
課題や反省点、改善点もたくさんありましたが、解散時の子供やスタッフの表情を見ると、大子供回は大成功だったと思います。
今回特に「触れ合い」や「協調」、これは子供やスタッフはもちろんのこと、島の方々、イルカや御蔵の自然も含めて、その素晴らしさや大切さを認識出来たプログラムでした。