2006年6月29日木曜日

シック家具、許さじ

シックハウスについてご存知の方も多いと思いますが、これは住宅内から放出された化学物質の影響により、様々な健康被害を生じさせる現象のことです。近年規制がすすんできました。

先日無印良品で、タモ材のシェルフ二つ買いましたが、これがシックハウス系のかなり有害な匂い吐き出していて、一週間位我慢したけど、身の危険感じたので返品しました。明日回収ですが臭すぎてとりあえず外に撤去です(写真)。

僕はたまたま仕事柄環境のこと知っているので、シックハウスも識別できますが、おそらくこのタモ材のシェルフを買ったほとんどの人が、強い木の匂い等と勘違いして、この空気の中で生活したり子育までしていること想像すると、身が凍る思いです。無印は全品回収すべきだと思います。

消費者も自分の体は自分で守る習慣をつけなければいけません。有害商品と感じたものは、躊躇なくどんどん返品することをお勧めします。その方が企業も体に悪いものを使わなくなりますし。

アスベストの時もそうですが、企業や行政は必ず対応が遅れます。自分や家族が病気になってからでは遅いので。


○「シックハウス」ってなに?
 シックハウスとは、住宅内に放出された化学物質の影響により、頭痛、吐き気、目の痛みなど様々な健康被害を生じさせる現象のことです。
 症状は人によって様々で、発症の仕組みも未解明な部分がたくさんあり、近年大きな社会問題になっています。
 人体に悪影響を及ほす可能性のある化学物質には、揮発性有機化合物(ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン等でVOCといいます。)や有機リン系殺虫剤のクロルピリホスなど色々なものがあります。
 これらの化学物質は、建材や家具に使用された接着剤や塗料、防虫剤などから放出され、室内の空気を汚染するのです。